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ビーズの穴をキレイに

ビーズの穴をきれいにする−ガラスビーズ
ハンドメイドビーズビーズ(主にとんぼ玉などのハンドメイドビーズ)の穴の中が、左の写真のように、ときどき白とかベージュ色の粉の塊のようなもの(離型剤)で覆われていることありませんか?

この離型剤がついたままだと、穴が小さくて皮ひもなどが通しにくいし、通しても粉がついて皮ひもなどが白っぽくなってしまうことがあります.
この離型剤をきれいに掃除してみましょう!ビーズもさらにきれいにみえると思いますよん.

離型剤:ガラスを金属の棒に巻きつけてビーズを作るとき、棒からビーズをはずしやすくするために離型剤を棒に塗り、その上にガラスを巻きつけていきます.

方法1:コア・スクラッパー
コア・スクラッパー
ビーズの穴についている離型剤をとるための道具.

コア・スクラッパー
ギザギザのついた金属の細い棒をビーズの穴に通し、離型剤をこすりながら落とします.
ハンドメイドビーズ

離型剤が粉状になってポロポロと落ちて、ビーズがきれいに!
ガラスなのであんまり熱心になって、力を入れたりしてビーズそのものを傷つけたり、壊してしまわないように注意してくださいね.

方法2:ブラシ
歯間ブラシ歯間ブラシなど極細のブラシでビーズの穴をこすって落とします.
この場合にはビーズを水にしばらく浸して離型剤を柔らかくしてからの方が落ちやすいと思います.

左の写真のブラシは先が曲がっているタイプのものですが、ビーズをきれいにする場合には柄から先までまっすぐのタイプのほうが使いやすいと思います.

古いビーズなどは水に浸すと壊れやすくなる場合もあるので、注意してくださいね...

方法3:モール
mitimichiさんから:
「蜻蛉玉の中をきれいにするのに、歯間ブラシはコスト高!!!ぜひ試してほしいのが、モールです.
同じ色なら、まとめて買うと安いし。くたびれたら、捨てればいいし.とってもいいですよ.おすすめですヘ(^.^)/」


モールとは目からうろこ!です.
この場合にはビーズを水にしばらく浸して離型剤を柔らかくしてからの方が落ちやすいですね.

方法4:たこ糸/刺繍糸
ひちみさんから:
「いらなくなった刺繍糸や、たこ糸を使用します。

1. ビーズを糸に通す。
2. 糸の先を足の指などに2重ほどまく。
3. 反対側の糸を片手でひっぱり、もう片方の手で、ビーズを持ち糸を押すように上下(左右?)にしごいていきます
  (このとき少しずつビーズを回していくといいです)。 糸がやつれてきたら、場所を変えたりしてください。

いらない糸などですると、(ミシン用の糸は不向き)結構経済的ですし、クロスで磨くのと大差ないため、あまりビーズを傷つけずにすむかも…。
力を入れすぎると(とはいってもかなり入れないといけませんが)糸切れや、ビーズが熱くなるのでご注意を…。」


離型剤をきれいにとった後
ハンドメイドビーズ
離型剤をきれいにとった後のビーズ.

透明感が増して、光をきれいに反射していると思いませんか?

コア・スクラッパーはどこで買える?
何人かの方から、どこで買えるの?とのご質問がありましたので...
コア・スクラッパー私は東急ハンズ・横浜店で手に入れました. これはビーズ関連というよりは、「とんぼ玉」を作成されている方用のグッズのようなので、たぶんビーズショップでは販売されていないと思います.

写真にあるコア・スクラッパーは輸入物のようなのですが、日本の(とんぼ玉用?)ガラスメーカの佐竹ガラスのホームページで取り扱っているのを見ました(佐竹ガラスではビーズホールクリーナーと呼んでいます).
佐竹ガラスのページ:http://www.satake-glass.com/
 コア・スクラッパーの写真があるページ:http://www.satake-glass.com/ramp.html




ビーズの穴をきれいにする(バリ取り)−パールビーズ
パールビーズのバリ取りプラスティックビーズ、ガラスビーズや貝ビーズにパールコートが施してあるパールビーズには、穴の周りに”バリ”と呼ばれる、コーティングが残っている部分がありませんか?

このバリがついたままだと、パールビーズにテグスなどを通しにくいですし、出来上がり作品にバリが目立ってしまう・・・なんてこともあります.

パールビーズを使った作品を作る前には、このバリを取る(バリ取り)作業をしてみましょう!
出来上がり作品が、いっそうきれいに仕上がりますよ.

方法1:目打ち
目打ち
パールビーズの穴の周辺についたバリを、目打ちで穴に押し込めてしまいます.
パールビーズのバリ取り
目打ちの代わりに、安全ピンなどの先や、爪楊枝を使ってもいいですね.

方法2:ワイヤーでしごく
プラスティックパールビーズなどでワイヤーに通されたままの状態で販売されているパールビーズは、ワイヤーに通した状態でコーティング・染めを行っていることが多いようです.

ワイヤーが通ったまま、パールビーズを指で左右にしごくとバリが取れてビーズの穴が広がります...

目打ちなどで1個1個バリ取りを行ったようなきれいな仕上がりにするのは難しいかな.
力を入れすぎたりすると、穴の周囲のコーティングが取れてしまうこともあるので注意!

方法3:丸ペンチを使う
シト☆ラスさんから:
「私は先丸ペンチを穴の両側に突っ込んでます。。。 バリを穴に押し込む感じです。そのあとにワイヤーでぐるっと掃除してます。
プラスティックパールビーズなどでワイヤーに通されたままの状態で販売されているパールビーズは、ワイヤーに通した状態でコーティング・染めを行っていることが多いようです.」


ワイヤーに通した状態でコーティングが行われるから、ビーダーの敵(!)である「バリ」が生まれちゃうんですよね.

方法4:シャーペンを使う
真海さんから:
「私はパールビーズのバリ取りの時には、 ”シャープペンの先”を使います。なんと、芯が出るところはパールビーズの穴とピッタリはまるんです。
まずパールビーズの穴にシャープペンの芯の先を挿します。そして、穴に入れたままシャープペンの芯を出すのです。しっかり通れば向こう側から芯がでてきます。 もし、穴の周りの芯の粉が気になるのであれば、シャー芯なのでティッシュ等で落とせます。」


手近にあるシャーペンの先が、便利な道具になるなんて!

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